御朱印めぐり第4弾は、ふたたびの鎌倉!第1弾では鎌倉七福神をめぐりましたが、今回は「銭洗弁財天」「佐助稲荷神社」「鎌倉大仏殿高徳院」へ行ってきました。そして最後には、前回に引き続き「御霊神社」にも足を運んでいます(理由はのちほど)。
鎌倉といえばここ!という有名な場所を巡って、御朱印をいただいてきました。銭洗いの様子や大仏様のお姿も必見です。
鎌倉七福神を巡った記録はこちらからどうぞ。
目次
鎌倉駅から出発
鎌倉駅から銭洗弁財天へ
まずは鎌倉駅から「銭洗弁財天」へ向かいます。この日は梅雨前の晴れた日ということで、あじさいで有名な鎌倉は大混雑!JR鎌倉駅のホームは人でごった返していました。
さて、「銭洗弁財天」に行くには、西口改札(江ノ電乗り場の方)から出ましょう。
銭洗弁財天は鎌倉駅から徒歩で20~30分ほどかかります。暑い日は水分補給を忘れずに!
タクシーを使う方は注意!
「銭洗弁財天」への道は住宅街を通っているので、路線バスもありません。歩くのが苦手な方は、タクシーを使いましょうとよく紹介されているのですが、曜日によって注意が必要です。
土日祝日と巳の日は、「銭洗弁財天」付近が一部許可された車両以外通行禁止となっています。途中までしかタクシーが行けず、ちょうど半分くらいの距離で降りることになるので、結構歩くことになります。事前に確認しておきましょう。
途中にコンビニなどはありません
駅付近を過ぎると、閑静な住宅街を歩いていくことになります。1~2件お茶屋さんや食事が出来そうなお店がありましたが、それ以外にお店はありません。飲み物の自動販売機はありましたが、特に暑い時期は飲み物の準備をしておきましょう。
途中で見つけた甘味処では、かき氷が売っていました。疲れたら一休みするのもいいですね。そのまま住宅街を進んでいくと、佐助稲荷神社への分かれ道があります。まずは銭洗弁天へ行くので、ここは曲がらずにまっすぐ行きます。
最後は坂道
両側に住宅街が立ち並ぶ道路を歩いて行くと、最後は上り坂になります。これを登っていくと、途中に銭洗弁財天があります。もうひと頑張りです!
銭洗弁財天へ到着
汗だくになりながら坂道を登っていると、カーブを曲がったとたん「銭洗弁財天」入り口が現れました。入り口から素敵ですね。この洞窟から境内へ抜けます。
洞窟を抜けると、左手に売店(食べ物)、正面に休憩所、右手側に本社があり、銭洗い水は本社の左側、奥宮の中に沸いています。売店にはちょっとしたお土産やアイスなんかも売っています。近辺にお見せもないので、暑い時期にはこの売店でアイスを買ってリフレッシュしましょう。
銭洗弁財天とは
「銭洗弁財天宇賀福神社」が正式名称です。銭洗弁天の名で、金運に御利益があることで知られています。
こちらの神社は、源頼朝が夢に従って霊水を見つけ、そこに洞窟を掘って社を建てたのが始まりとされています。
その後、北条時頼がこの水でお金を洗い一族の繁栄を願ったことから、この水が銭洗水(ぜにあらいみず)と呼ばれ、ここでお金を洗うと何倍にもなって戻ってくる、と言われるようになりました。
本社でお詣り
本宮横の社務所でろうそくと線香を購入すると、お金を洗う際に使うザルを持っていくことが出来ます。以前は特に購入しなくてもザルが置いてあったみたいですが、これも世の流れですね。
こちらの社務所で御朱印もいただけますが、それは後ほど。
ろうそくに火をつけ、その火で線香に火をつけます。その後、本社にお詣りをしましょう。
こちらには「市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)」が祀られています。「市杵島姫命」は、神仏習合により弁財天と同神とされた神で、子供の守護神といわれています。
奥宮で銭洗い
本社でお参りをしたら、奥宮へ向かいます。奥宮は洞窟になっていて、少しひんやりとしています。
こちらには宇賀神(弁財天)が祀られています。しっかりとお参りをしたら、ザルにお金を入れて洗いましょう。
柄杓で水をすくい、お金の入ったざるの上からかけます。本当にお金を洗っているみたいですね。水にぬれることもあり、硬貨を洗うのが一般的ですが、私たちのようにお札を洗ったり、人によってはクレジットカードを洗う人もいるんだそうです。お札を洗っている私が言うのもなんですが、あまり欲をかかずに、心をこめてお祈りすることが大事ですね。
最後にはタオルなどでお金の水気を拭いておきましょう。
ここで洗ったお金の使い方には、「すぐに使う・半分だけ使う・ここぞという時に使う」など諸説あります。お金は天下の回りものとも言いますので、しまいこんでおかずに、自分の好きなものを買うのがいいかもしれませんね。
銭洗弁財天の御朱印
社務所に戻り、御朱印をいただきます。この日は土曜日だったのですが、土日などはすでに御朱印が書かれた紙を渡してくれます。鎌倉でも人気の神社なので混雑するから効率化されているようですね。
いただいた御朱印はこちらです。
御朱印帳に書いてもらいたかったのでちょっと残念でした。平日はその場で書いてくれると思いますが、確実に御朱印帳に書いてもらいたい場合は問い合わせた方がいいかもしれません。
佐助稲荷神社へ
売店などでしっかり休憩を取ったら、佐助稲荷神社へ向かいましょう。鎌倉駅から銭洗弁天へくる途中にあった分かれ道まで戻りましょう。
ここを曲がって少し進むと、佐助稲荷神社への参道が見えてきます。神社への石段に赤い鳥居が並ぶ様は圧巻です。
木々の緑と赤い鳥居がずっと続く参道は、荘厳な雰囲気でとても素敵です。
足元が滑りやすいので気をつけて登りましょう。
佐助稲荷神社でお参り
佐助稲荷神社には、源頼朝に夢で平家討伐の挙兵をうながしたお稲荷様が祀られています。お稲荷様は、商売繁盛、出世海運、学業成就の御利益がある実りの神様です。
今回の御朱印めぐりで、私はこの神社の雰囲気が一番好きでした。銭洗弁天にだけ行こうと思っている方も、少し足を延ばすだけで素敵な神社に出会えますので、ぜひ行って欲しいです。これぞパワースポット!という力を感じました。
階段を上り境内を抜けていくと、長谷の大仏方面へ抜けるハイキングコースへも行けます。
佐助稲荷神社の御朱印(印のみ)
佐助稲荷神社の御朱印も、銭洗弁財天と同様に紙であらかじめ用意されています。ただしこちらでは、御朱印帳に御朱印の印のみいただいて、別の神社(御霊神社)で文字を書いてもらうこともできます。ということなので、後ほど御霊神社へも行くことにしました。
こちらが印だけの状態です。
歩いて長谷へ向かおう
佐助稲荷を満喫したら、鎌倉大仏のある長谷へ向かいます。佐助稲荷神社の裏側からハイキングコースで長谷へ抜けれるということでしたが、少し道が険しそうだったので別の道を行くことにしました。
まずは先ほどの分かれ道まで戻り、右折します。銭洗と逆方面で、鎌倉駅の方です。
この交差点へ来たら、右折します。大仏方面への案内板が出ています。
大きなトンネルをくぐり、坂道を下りきったところにある交差点で、今度は左折します。ここにも案内板が出ていますので、道に迷うことはないです。ただしこの道中もあまりお店などはないので、飲み物の準備をしっかりするか、途中にある自動販売機などで購入しておきましょう。
あとはひたすら住宅街をすすめば、鎌倉大仏殿高徳院の裏手に出ます。要所要所にある案内板が分かりやすく出ていますので、それに沿って進みましょう。ぐるっと表側へ回れば、鎌倉大仏殿高徳院へ到着です。子供と一緒に歩いて、佐助稲荷から30分ちょっとかかりました。大人だけならもう少し早く着くかな?
電車で行く場合は、鎌倉駅から江ノ電で長谷駅へ向かいましょう。長谷駅から坂道を登っていくと、10分かからないくらいで到着します。なんだかんだ徒歩と同じくらいの時間がかかりますね。鎌倉駅からタクシーなどでも行けます。
鎌倉大仏殿高徳院に到着!
広い境内の真ん中に大仏様が鎮座しています。遠目からでも大きく立派なお姿がわかります。鎌倉といえば大仏様といっても過言ではないほど有名なこともあり、たくさんの人で賑わっていました。
大仏様に向かって右手に御朱印所、左手奥に売店やトイレなどがあります。
鎌倉大仏を拝む
高徳院の御本尊は「阿弥陀如来像」、つまりこちらの鎌倉大仏です。
大空の下の大仏様は圧巻です。雨の大仏様も風情がありますが、やはり青空が似合います。鎌倉大仏はまわりをぐるっと回ってみることができ、大仏様の中に入ることもできます。
入り口で20円の拝観料を払って中へ。大仏を中から見るなんてなかなか無い機会なので、ぜひ一度どうぞ。真っ暗な中に狭くて急な階段があるので、足元に注意して登り降りしましょう。
鎌倉大仏殿高徳院の御朱印
御朱印は御朱印所でいただけます。御朱印帳を預けて、プラスチックの番号札を待って待ちます。
待ってる間に売店などで休憩するのもいいですね。売店前はちょっとしたお庭になっていて、大きな石などに腰掛けて休んでいる人が多かったです。売店奥には食堂もあったのですが、この日はお休みでした。売店ではお土産の他に、アイスとお団子、ビールやジュースなどの飲食物が売っています。
鎌倉大仏殿高徳院の御朱印
10分ほど待って、御朱印ができあがりました。鎌倉大仏殿高徳院の御朱印がこちら。
最後に御霊神社へ
鎌倉大仏殿高徳院を出たら、最後の目的地御霊神社へ向かいましょう。まずは長谷駅へ向かいます。鎌倉大仏殿高徳院の正面出口からまっすぐ坂を下りると長谷駅に着きます。この道は、両側に飲食店やお土産やさんが立ち並んでいて賑わっています。車道は車の交通量が多く、歩道は狭いので気をつけて歩きましょう。食事や休憩ができるお店も多いので、ここで一休みするのもいいですね。
私たちは鎌倉駅まで戻ってゆっくりする予定だったので、まっすぐ御霊神社へ向かいました。
長谷駅を横目に、踏切を渡ります。渡ってすぐ右の小道を曲がりましょう。線路沿いを進んで少しいった先で右折します。
ここまで人力車で来ている人もいました。鎌倉駅から来たのでしょうか。江ノ電もすごく混雑するので、歩くのが苦手な人は人力車での移動も優雅でいいですね。
御霊神社といえば、鳥居のすぐ前を江ノ電が通っていて、絶景の撮影スポットです。写真撮影をしている人がたくさんいました。
線路も狭いので、手を伸ばせば振れそうなところを江ノ電が通ります。もちろん危ないので手を出してはいけません。
あじさいと江ノ電。絵になりますね。
御霊神社で佐助稲荷の御朱印をいただく
鳥居そばの江ノ電を満喫したら、御霊神社の境内へ。去年のお盆に引き続き二度目のお参りです。木々のなかに立つお堂が立派で、とても雰囲気のある神社です。アジサイの咲く観光ハイシーズンだったこともあり、前回とは比べ物にならない賑わいでした。
佐助稲荷神社の御朱印
御霊神社の御朱印は前回いただいていたので、「佐助稲荷神社」の御朱印をいただきます。どちらの御朱印も入口右手にある社務所でいただけます。この日は混雑していたので、20人ほどの列が出来ていました。2つ以上御朱印をいただきたい場合は、その都度列に並び直す必要があります。
佐助稲荷神社の御朱印が完成しました。御霊神社にはかわいい猫がいることで有名です。御朱印にも猫が描かれていました。
長谷駅から鎌倉駅へ戻り、御朱印めぐり終了!
鎌倉駅から出発して、銭洗弁財天、佐助稲荷神社、鎌倉大仏殿高徳院、そして御霊神社を徒歩でめぐり、長谷駅に到着しました。途中途中で休憩をはさみつつ、アイスを食べたり、お昼御飯を食べたりとゆっくりまわったため、9:40に鎌倉駅出発-13:30長谷駅到着という4時間ほどの所要時間でした。大人だけであれば、朝鎌倉駅を出て、全てめぐってからまた鎌倉駅でお昼を食べる、なんてスケジュールでもいけそうです。
今回は、「これぞ鎌倉!」という場所をめぐって御朱印をいただいてきました。鎌倉らしさを存分に満喫できて、たくさんのパワーをもらった感じがします。初めて鎌倉へ行くという方も、何度か行ってるけど初心に戻って観光したいと言う方にもおススメできるスポットです。ぜひ行ってみてくださいね。
なお、もっとがっつり歩いて御朱印めぐりしたい、と言う方には、鎌倉七福神めぐりがおススメです。七福神めぐりは距離も所要時間も長いので結構疲れますが、めぐった後の達成感がすごいです。
夏は水分補給と暑さ対策を忘れずに!
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