もうすぐ節分ですね。節分といえば、「豆」と「鬼」。日本の昔話には「鬼」の出てくるお話がたくさんあります。
鬼が出てくる絵本、と考えた時に、すぐに浮かんだのが「泣いた赤鬼」でした。昔話や絵本では悪者になりがちな「鬼」の、友情を描いた物語で、私が大好きな物語です。
私の中では「泣いた赤鬼に出てくる青鬼」と、「One Pieaceのウソップ」に似たものを感じています。そして、OnePieaceの中ではウソップが一番好きです。(関係ないですね、すみません)どちらも、仲間のために身体をはって頑張る姿が素敵ですよね。
「泣いた赤鬼」は、実は昔話ではなく「児童文学」だって知っていましたか。どうりでお話がしっかりしてますよね。昔話特有の、理不尽だったり、意味のわからない部分がなく、(もちろんそれも昔話の魅力ですが)読み物としての読み応えも抜群です。
今日は、節分の読み聞かせにもぴったりの、「泣いた赤鬼」についてをちょっぴり掘り下げてみたいと思います。