妊娠中の方、出産準備は進んでいますか?準備しなきゃいけないものがいっぱいで、わくわくもするけど、何を準備していいのか迷いますよね。
私も妊娠時には色々なものを準備しました。これが便利!と言われたグッズはそれなりに揃えたのですが、その中でも産後一番役に立ったのは、抱っこ紐でした。今日はそんな抱っこ紐の中でも、よく比較されがちな「ベビーキャリア(キャリー)」vs「スリング」はどっちが便利か、双方の良い点と悪い点をお伝えしたいと思います。
目次
ベビーキャリアといえばこれ!エルゴの抱っこ紐
街を歩いているパパ、ママが使っている抱っこ紐で一番よく見るのは、なんといっても「エルゴベビー」の抱っこ紐ですよね。
機能性も抜群、カラーも豊富なので、ママ専用、パパ専用と色を使い分けている方もいるほどの人気です。そんなエルゴベビーのベビーキャリアは、どんなところが優れているのでしょうか。
エルゴはなんといっても疲れにくい!
エルゴベビーのベビーキャリアは、抱っこしている時間が長くても、疲れにくいのが特徴です。
両肩と腰で赤ちゃんの体重が支えられるので、赤ちゃんの体重がかかる場所が分散されます。そして、肩紐にクッションが入っていることで、紐が食い込まず、肩への負担も軽減されています。
また、肩紐同士をつなぐストラップのおかげで、ちょっとしゃがんだりといった動作でも肩紐がずり落ちてこないので、安定感抜群です。
うちの長男が赤ちゃんの頃は、夜に寝付くまですごく時間がかかりました。よくエルゴで抱っこしたまま家中を歩き回っていました。抱っこ紐って母親の心臓の音や体温で赤ちゃんが安心できるので、子供の寝かしつけにはぴったりなんですよね。まあ、ベッドに下した途端目が覚めるときも多々ありましたが(笑)
抱っこのしすぎで腱鞘炎になるお母さんも多いそうです。抱っこ紐なしで長時間抱っこなんて、想像しただけで恐ろしいですね。。ほんと、エルゴさまさまです。
エルゴベビー抱っこ紐の欠点
エルゴの抱っこ紐で気になるのは「かさ張ること」です。肩ひもにクッションがついていたり、複雑な形をしているだけあって、使っていないときに小さくまとまらないんです。
最近では、エルゴの抱っこ紐を収納できる便利グッズやポーチなんかも出ています。
ベビーホッパー(BabyHopper) エルゴベビー 用 秒速 収納パック チャコール CKBH00413
こちらのポーチは、エルゴをくるくるっと丸めてしまうと、ウエストポーチのような形で収納できます。生地が伸びるのでさっと収納できてめちゃめちゃ便利です。エルゴの抱っこ紐を使っているなら買って損はないですよ!
また、この「かさばる」理由の一つが「インファントインサート」という別売りのクッションのようなもの。従来のエルゴベビーキャリアは、新生児の抱っこにはインファントインサートが必要なのですが、これほんとにかさ張るんです。
首の座っていない赤ちゃん用なので付けないわけにはいかないけど、付け方は難しいわ、厚いクッションで真夏などは暑すぎるわと、なかなか不便なところがあります。これが嫌だから、月齢が低い頃は別の抱っこ紐やスリングを使って、腰が座ったらエルゴにする、という使い分けをしているお母さん達もいたくらいです。
進化し続けるエルゴの抱っこ紐
新生児から使うなら「ADAPT」
エルゴベビーキャリアが進化しました!「ADAPT」はあのかさばるインファントインサート不要で新生児から使えます。
もう少し早く発売してくれたら絶対買ってたのに。。。2人目なんてインファントインサートもちょちょいのちょいに慣れてましたよ、とちょっと悲しくはなりましたが、今から購入予定の人にはこのモデルを全力でお勧めします。
ADAPTというこのシリーズは、成長にあわせて形を変えることができ、インファントインサートなしでもぴったりフィットするのです。これで面倒な(ごめんなさいエルゴさん)インファントインサートともおさらば!です。
多様な抱き方で赤ちゃんも退屈しない「OMNI 360」
エルゴの抱っこ紐最新作がこちら!「OMNI360 」です。
通常の対面抱きに加え、赤ちゃんが前を向いた状態でも抱っこできるようになりました。
今まで赤ちゃんを抱っこした状態で動物園や水族館などに行くと、抱っこされた赤ちゃんからはあまり動物が見れない、、なんて悲しい状態になっていた方も多いのではないでしょうか。私はそうでした(笑)
OMNI360なら、前向き抱っこで周りも良く見え、好奇心旺盛な赤ちゃんも大満足!
こちらの「OMNI360」も、「ADAPT」同様にインファントインサートなしで新生児から使えます!その上、抱っこしているママ、パパのために、肩紐の「クロス装着」も可能になって、ますます抱っこが疲れにくくなりましたよ。赤ちゃんといっぱいお出掛けしたいですね!
エルゴベビーの購入は正規販売店で!
エルゴベビーの抱っこ紐は人気があるため、偽造商品も増えているようです。大事な赤ちゃんを抱っこするものなので、購入の際は正規販売店であることをきちんと確認してくださいね。
Dadwayなら、正規品2年保障もついています。
エルゴべビーをはじめ人気の海外ベビーグッズが勢揃いのダッドウェイ!
赤ちゃんが安心するスリング
スリングとは、大きめの布を筒状に成形してたすき掛けにし、そこにすっぽりと赤ちゃんを入れて抱っこする、抱っこ紐のことを言います。
スリングは、持ち歩きに便利!
スリングは、車などでよくお出かけする方や、ちょっと大きくなって自分で歩くようになったときの抱っこ用としては、本当に便利です。ベビーキャリアと違って一枚の布で出来ているため、畳んでバックに入れておくことができます。出先でさっと出して使い、使わないときはコンパクトにしまえます。また、新生児から縦抱っこは不安なので首や腰が座るまではスリング、という使い方をする方もいます。
スリングだと赤ちゃんがよく眠る
特に月齢の低い頃は、なかなか寝てくれなくて悩むお母さん方も多いですよね。しかし、その寝かしつけにスリングが役立ちます。抱っこ紐が縦に抱っこする形なのと比べて、スリングは斜め横抱きになり、お母さんの心臓の音などがよく聞こえて安心するんですね。また、布に沿って背中が丸まった形となり、お母さんのお腹の中にいたころの体勢に近いのもよく眠るポイントです。ほんとにびっくりするくらいよく寝ますよ。
スリングの欠点
まず、慣れるまでは、どう抱っこするのが正解かよくわからなくてあわあわします。間違った抱き方をすると赤ちゃんの股関節に影響が出てしまうこともあるため、ちゃんと抱き方を確認しましょう。また、抱っこ紐と違い一方の肩で支えるため、あまり長い抱っこには向きません。
長時間抱っこにはベビーキャリア、出先でちょっと抱っこ、または寝かしつけに効果があるならスリング!という、使い分けをするのが良いかと思います。
スリングの種類
スリング(ベビースリング)には、大きく分けて2種類あります。リングやバックルで長さを調節できるものと、初めから筒状になっていて長さの調節が出来ないものです。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に合ったものを選んでください。
長さ調節できる「リング式」や「バックル式」
キュットミー! しじら織り さくら 本体:綿100% CM-90-F-S170
長い一枚の布をリングやバックルで毎回調整するのが「リング式」や「バックル式」と呼ばれるスリングです。このタイプは、以下のような利点があります。
- 赤ちゃんの様子を見て細かい微調整が可能
- 体型に合わせて長さを変えられるので、パパとママでも共有可能
なんといっても、微調整ができるのが強みです。とはいえ、調整ができる、ということは、調整をしなければいけない、ということでもあるため、
- 装着の際に長さ調整などに手間取る
- 長めに布を取っているため、かさばる
といった不便な点もあります。
初めから筒状の「チューブ式」
ベッタ (Betta) キャリーミー! プラス コットン100%・ブロック グレージュドット
初めからチューブ状に縫い合わされているタイプのスリングが「チューブ式」です。調整をする必要がないため、
- 装着の際にさっと使えて便利
- 余分な布がないためコンパクト
- 緩んで落ちるかも、という不安がない
という利点がある一方、
- サイズを合わせて購入が必要
- 一度購入すると微調整ができない
- つまり、パパとママでは共有できない
と、難しい面もあります。夫婦で共有しない場合や、さっと取り出してすぐに使いたい場合は「チューブ式」が便利ですが、購入の際にしっかりサイズを測る必要があります。
エルゴの抱っこ紐vsスリングの結果
というわけで、エルゴの抱っこ紐vsスリングは、どちらもすごく役にたつ!という結果に終わりました。ただ、私の正直な感想としては、スリングは「あったら便利」なものだな、というのに対して、エルゴの抱っこ紐は「ないと困る!必需品!」というものでした。とはいえ、スリングは本当に赤ちゃんがぐっすり眠ってくれたので、なかなか寝てくれなくて困ってるお母さんは試してみる価値ありありですよ。
もちろん、ベビーキャリアはエルゴ以外のメーカーもたくさんあります。ただ、「ADAPT」や「OMNI360」で新生児の抱っこが楽になったことで、よりエルゴのシェアが伸びそうですよね。中には抱っこ紐だけで3種類も持ってる!というお母さんもいますし、ご自分に一番しっくりくるものを探してくださいね。
マタニティウェア、授乳服をお探しならこんな記事もあります。
ママのためのディカフェ、ノンカフェイン飲料はいかが?