
先日スーパーの紅茶売り場で、「フルーツインフュージョン」という見慣れない名前のお茶を見つけました。良く見れば、パッケージには「カフェイン0ゼロ」と大きく謳われています。
最近はカフェインレスのお茶ばかりでしたが、以前はトワイニングのアールグレイも結構飲んでいた私としては、これは試してみなければ!と、早速購入してみました。
今日は、「トワイニングのフルーツ&ハーブインフュージョン」全4種類を飲み比べてみたいと思います。
目次
フルーツインフュージョンって?
「フルーツインフュージョン」とは、乾燥させたフルーツをお湯でインフューズ(抽出)する「フルーツ版ハーブティー」。
カロリーはほとんどなく、紅茶が入っていないのでカフェインフリー。新しいスタイルの「フルーツの飲み方」はヨーロッパで大人気です。
Amazon「トワイニング紅茶 フルーツインフュージョン」商品説明より
「フルーツ版ハーブティー」と記載されていますが、カモミールやローズヒップなどのハーブも実際に入っているので、「フルーツ入りハーブティー」といった感じでしょうか。紅茶葉が入っているわけではないので、カフェインゼロというのも納得です。
原材料には何が使われている?
カモミール&ハニーは、名前の通りカモミールがベースとなっている「ハーブインフュージョン」。それ以外の3つはローズヒップとハイビスカスがベースの「フルーツインフュージョン」で、3種それぞれ違った果物を配合しています。
原材料はこちら。
ピーチ&パッション フルーツ
ローズヒップ、ハイビスカスをメインに、ピーチとパッションフルーツも入ってはいるのですが、アップルや、オレンジなどの柑橘系フルーツが多めに含まれているようです。
スーパーフルーティー
ハイビスカス、ローズヒップをベースに、主にアップル、ブルーベリー、オレンジなどの果物が入っています。
アップル&ブラッドオレンジ
ハイビスカス、ローズヒップが含まれているのは上2つと同じですが、アップルが多めに含まれているのが特徴。ブラッドオレンジは原材料に入っていないので、香料を使用しているようです。
カモミール&ハニー
カモミールをベースに、はちみつパウダー、バニラパウダーなどが含まれています。
それぞれの味の感想
それでは、4種類を飲み比べてみたいと思います。とはいえ、カモミールベースのものは他とは明らかに味が異なります。まずは同じ「ローズヒップ&ハイビスカス」ベースの3種類を比べてから、カモミールの感想を述べたいと思います。
フルーツインフュージョン
3種類ともローズヒップ&ハイビスカスをベースとしているハーブティーです。ローズヒップ&ハイビスカスティーの特徴は、酸味のきいたさっぱり味と、ハイビスカスから抽出される鮮やかな赤い水色です。見た目にもきれいなので、透明なティーカップで飲むと気分も高まりますね。
ローズヒップはバラの果実で、ビタミンCの爆弾とも言われています。ローズヒップにはこの美肌には必要不可欠なビタミンCだけでなく、食物繊維や鉄分なども含まれています。女性のためのハーブティーといっても過言ではありませんね。
ピーチ&パッション フルーツ
ほんのりピーチの甘い香りがして、トロピカルな感じです。飲んだ瞬間よりも後からパッションフルーツの酸味が感じられます。3種類の中では一番甘い香りがします。
スーパーフルーティー
飲んだ瞬間にフルーツの酸味を感じました。3種類の中では、一番バランスのとれた味だと思います。私はこれが一番好きでした。
アップル&ブラッドオレンジ
ローズヒップ&ハイビスカスティーは元々酸味が強いハーブティーですが、3種類中でこれが一番酸味が強かったです。アップル&オレンジということでしたが、りんごよりはオレンジの味と酸味が強く出ています。
そのまま楽しむのも良いのですが、酸味が強い分、少し砂糖などを入れるとよりおいしいかもしれません。
ハーブインフュージョン
カモミール&ハニー
まずはじめに甘いバニラの香りが花を抜けていきます。そして後味にはちみつの味がほんのりします。砂糖などの甘い味ではなく、甘い「香り」をカモミールティーに足した感じです。
アイスティーにしてもおいしい
今回はすべてホットで楽しんだのですが、夏場などはアイスティーにして飲んでもおいしいと思います。特に、「カモミール&ハニー」は、バニラとはちみつの甘さが強めなので、むしろアイスにして飲んだ方がさっぱりしておいしいかもしれません。
どこで買えるの?
イオンやイトーヨーカドーなどのスーパーでも売っています。見つからない場合は、Amazonでも買えますよ。パッケージが新しくなっていますが、同じ味わいです。まとめて買うならネットが便利ですね。
妊娠中、授乳期にハーブティーを飲んでも大丈夫?
トワイニングの「フルーツ&ハーブインフュージョン」は、紅茶葉が含まれていないハーブティーのため、カフェインは0となっています。ただし、ハーブティーの場合、妊娠、授乳期には注意が必要です。
妊娠期、授乳期に摂取して安全なハーブ、危険なハーブについては諸説あります。同じハーブでも、妊娠初期と妊娠後期では効果が異なることもあります。とはいえ、絶対NGなハーブ以外は、過剰摂取しなければ問題とならないものも。
不安な場合はハーブティーは控えるか、医師に相談の上楽しむのが安全です。
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