4月の小学校入学への準備、色々ありますよね。ランドセルや机、学校用品の購入はもちろん、4月以降の生活の変化に向けて、様々なことを考える必要があります。
毎日一人で小学校へ登下校するなんてうちの子にできるのかな、途中で危険な目に合わないかな、と不安な親御さんも多いことでしょう。もちろん我が家でも、やんちゃ盛りの6歳男児に不安がいっぱいです(汗)
というわけで、子供の登下校における安全対策としてあげられるキッズケータイやGPSなど、どれが一番我が家に合っているのかしっかり検証して、決定しました!
それぞれ違う家庭の現状に合わせた「子供の安全対策」。みなさんが選ぶ参考にしてみてください!
※2020年2月に「みもり GPS」の使用レビューを追記しました!
※料金は2019年2月のものです。キャンペーンなどもあるため、詳細は各会社のホームページでご確認ください。
目次
子供の安全対策には向かない?GPSタグ
最初の項目から安全対策に向かないもののご紹介ですみません。でも、実際に私が調べた中で、一度候補に挙がったけどやっぱり使わないことにした、というものが「GPSタグ」です。スマートタグ、キーファインダーなどとも呼ばれています。
たとえばこちらです。
Tile Mate(電池交換版) 探し物/スマホが見つかる 紛失防止 日米シェアNo.1 スマートスピーカー対応[Works with Alexa認定製品]【日本正規代理店品】 EC-13001-AP
このタグは、鍵やスマホなどにつけておいて、落としたり紛失した場合にアプリから位置を探すことができます。子供の迷子防止としても役立ちます。
※2021年追記:Appleから発売されたAirTagについて、GPSと比較してみました。
良い点
値段が安くて物自体も軽いものが多く、月々の契約なども不要です。これを子供に持たせておけばいいのでは、と初めは考えました。
気になる点
このGPSタグは、タグ自体には通信をする機能がないため、近くに同じアプリを使っている人がいないと場所を特定できないのです。
子供が小学校へ行くまでの道で同じアプリを持った人がいる確率も低いため、子供の安全対策としてはあまり向いていません。もともと、そういったことを想定して作られたものではないので当たり前ですね(汗)
紛失したものを探したり、近くにあるスマホを探したりといった使い方をすれば、すごく便利なグッズです。
学校によっては持ち込み禁止?のキッズケータイ
通話やメール、GPS機能が搭載された携帯電話です。子供向けに機能を制限することができます。携帯大手3社からだけでなく、格安キッズスマホなんてものも出てきているます。
良い点
GPSもついている、通話やメールもできる、と、子供の安全を考えるとすばらしい機能満載のキッズケータイ。親と同じキャリア(携帯会社)で契約すれば、月々数百円~で使用できることが多いです。
気になる点
小学校ではキッズケータイの持ち込みを禁止しているところもあります。学校によっては、持ち込み自体は可能でも、学校にいる間は校長室に預けておく必要があるなど、制限をしているところがほとんどです。
ただし最近、学校へのスマホ持ち込みを許可するようになるかも、ということが報道されました。これからの動きに注目ですね。
また、フィルタリング機能などで子供に見せたくない情報をシャットアウトすることはできますが、完璧とは言えません。自分でフィルタリングを外してしまったり、たまたま変なサイトにつながってしまったり、外部の大人と連絡を取っていた、なんて、別の危険を呼び込んでしまうこともあります。
キッズケータイ、キッズスマホを使う場合は、家庭内でもしっかりとルールを決める必要があります。
いざというときプロが駆けつけてくれるココセコム
GPSで子供の居場所が確認できる上、子供が危険になった際に通報することでプロの警備員がその場に駆けつけてくれます。SECOMのココセコムが有名です。
良い点
なんといっても、子供の危険に迅速に対応できるところが最大の利点です。キッズケータイやGPSでは、危険が分かっても保護者がその場へ駆けつけるまでに時間がかかります。その点、こちらのサービスなら、プロの警備員が子供のために出動してくれます。
メールやインターネットなどはできませんが、子供とハンズフリーで通話ができるのもポイントです。
気になる点
安全面では完璧なぶん、やはり値段的には少しお高めです。子供の現在位置を確認する回数によって月々の値段が変わったり、実際に警備の方が駆けつけた場合には数千円から数万円かかったりします。
もちろん、子供が危険な時に駆けつけてくれるのですから、お金には替えられないのですが、ちょっと怖いのは子供のいたずらや誤操作ですね。でもそれを考えても、子供のためには一番の安全対策であることは間違いありません。実際に駆けつけなければ月々定額の料金だけで使用できます。
ココセコム(SECOM)の料金(税別)
・加入料金:5,000円(インターネット申込みなら4,500円)
※端末本体はレンタルで上記料金に含まれていますが、充電器は別途2,000円かかります。
・月額使用料:位置情報を無料で提供できる回数によって変わります。
各プランに設定された回数を超えた場合、1回につき100円発生します。
900円→月10回
1,900円→月30回
2,900円→月60回
現場急行料金: 10,000円/回
その他、詳細はココセコムホームページでご確認ください。ホームページから申し込みもできます。
子供のためのGPSサービス みもりGPS
みもり GPS 【アップデートで進化するGPS】 子供 見守り 迷子防止 居場所 行動 確認 登下校をスマホにお知らせ
こちらは比較的新しいGPSサービスで、専用の受信機を子供の鞄に入れておけば、親がスマホのアプリなどで今いる位置を把握することができるという優れものです。
いくつか種類がありますが、私が使っているのは「みもり GPS」です。テレビの情報番組で紹介されたりもしたようです。イオンのランドセル売り場なんかでもおすすめされていますね。
これが、本当に便利なので、小学校の特に低学年児には本当におすすめです。
「みもり」以外にも、見守りGPSは様々な種類が発売されています。
CMで話題!mixi「みてねみまもりGPS 第2世代」(ブルー)バッテリー2000mAh 誤差補正システム搭載 日本PTA全国協議会推薦商品 迷子防止の小型GPS ストラップ・充電ケーブル付き…
細かい部分での違いはありますが、機能やサービスは「みもり」と似ているものが多いです。
良い点
月々数百円で使用出来る上、設定しておけば決まった場所に到着した、そこから離れた、といったことをアプリで通知してくれます。学校や塾などを指定しておけば、ちゃんと到着したことと、いつ帰宅したのか教えてくれるので、便利です。
通話機能などもないので、子供のランドセルへ入れておけばOK。端末の充電残量などもアプリから確認できます。
気になる点
キッズケータイなどとは異なり、通話やメールはできないため、子供と連絡を取り合うのには向いていません。あくまでも、子供が現在どの場所にいるのかを確認するだけのものです。
みもりGPSの料金(税別)
・月額使用料 680円
・本体価格:8,800円
実際にどれを選ぶべき?
通話やメール機能も必要で、小学校でOKが出ているなら「キッズケータイ」。完璧な安全面を求めるなら「ココセコム」。上記より機能は少ないが、今子供がどこにいるかだけでもしっかり把握しておきたいならGPSサービスとなります。
我が家でも「ココセコム」と「みもりGPS」で散々迷いました。ただ我が家の場合、学校の敷地内にある学童を使う予定だったため、「ココセコム」ほどの機能が必要ではないかな、ということで、GPSサービスに決めました。
GPSは他にも似たサービスがあったのですが、端末が防水だったりと細かいところがしっかりしていたので、我が家では「みもりGPS」を購入しました。
みもりGPSを使ってみた
購入から使用開始まで
「みもり GPS」は、Amazonからも購入できます。
または、「みもりGPS」アプリをスマホへダウンロードして新規登録し、アプリから端末の購入ができます。
購入の手続きをしたその日には発送連絡が来て、翌々日には我が家へ届きました!早い!
こちらが「みもりGPS」の端末です。箱の中身はこれだけ。シンプルです。
付属品など
充電器は入っていませんが、充電にはMicroUSBのケーブルを使用します。アンドロイドスマホなどの充電器があればそれを使用できます。
エレコム USB 充電器 ACアダプター コンセント [ スマホ & IQOS & glo 対応 ] microUSB 急速充電器 折畳式プラグ ブラック MPA-ACMBC154BK
充電器を持っていない方は、Amazonなどで購入できます。
また、みもりGPSの保護するケースは別売りとなっています。マジックテープでランドセルなどに付けることができて便利ですので、一緒に購入しておくのがおすすめ。
みもり 専用ケース ランドセル ベルト付き 落下防止 軽量 可愛い (ピンク)
ピンクや青の他、4色ほどのカラーバリエーションです。
みもりGPSアプリはこんな感じ
サンプル画像ですが、アプリを立ち上げるとこんな感じで子供の居場所を見ることができます。
通知エリアというものを設定しておくと、そこへ到着した時やそこから移動した時に知らせてくれます。GoogleMapを使用しているので地図上で好きな場所へ移動して、エリアを設定します。通常は学校や自宅、駅や塾などを登録しておくと、子供が移動した時にわかって便利です。
まだ使い始めたばかりですが、おいおい使い勝手などもレビューしてみたいと思います。迷子防止機能などもあるので、人の多い場所へ遊びに行ったりするときも持たせておくと便利そうです。
※2020年2月追記
みもりを使い始めてから1年弱たちました。
毎日学校付近に到着した時と学校から離れたときに親のスマホに通知が来るのですが、これが思った以上に安心感があります。GPSの画面で経路も見れるので、変なところに寄り道していないことも確認できますし、1年生の初め頃はまだ道にも慣れていないので帰り道の途中まで迎えに行くこともできます。
ちゃんと学校についた!ということと、ちゃんと帰ってきている!ということが見れるというのは本当に便利です。
ちなみに充電は、毎週末に充電して月曜日にランドセルのポケットに入れておき、金曜に帰宅時までぎりぎりもつか、たまにきれるか、くらいの感じです。金曜早上がりなどで帰宅時間をしっかり把握したいなら、木曜あたりに余裕があれば軽くでも充電しておくと安心です。
もう少し大きくなったら、通話などの機能も必要となってくるかもしれないのですが、小学校1~3年生には「みもりGPS」が本当に「ちょうどいい」です。
こどもの安全対策は進化し続ける
今回様々なGPSを調べたことで、子供の安全対策にもいろいろなサービスがあることがわかりました。特に感動したのが「ココセコム」と「まもるっく」。警備会社の人が子供の危機に駆けつけてくれるなんて、画期的なサービスですよね。今回私は別の方法を選びましたが、使っていくうちに乗り換える可能性もありそうです。子供の年齢が上がっていくと、また必要な機能も変わっていきますしね。
そして、現時点で最良と思っている安全対策も、1年もすれば新しいシステムが出てくる可能性もあります。実際、わたしが選択した「みもりGPS」は2018年から開始した新しいサービスです。
より便利なサービスが出てきたら、また検討したいと思います。
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