赤ちゃんの歯はいつから生える?

赤ちゃんのアップ

赤ちゃんのよだれのお話をしましたので、口つながりとうことで、本日は「歯」のお話です。

我が家の長男は、下の前歯、上の前歯、と一般的な乳歯の生え方をしていたのですが、次男は、下の前歯の後に、上の前歯の横2本が生えてくる、という、ちょっぴり変則的な生え方をしました。八重歯ではないんですが、「ニッ」と笑うと、ドラキュラっぽくて可愛かったです。(親バカ)

まあそういうわけで、赤ちゃんの歯について調べてみました。

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妊娠中の赤ちゃんの歯

妊娠中から赤ちゃんの歯は作られ始める

赤ちゃんの歯は、実はお母さんのおなかの中にいる頃から作られ始めます。もちろんまだ出てきてはいませんが、妊娠7週ごろには乳歯の芽ができ始め、妊娠4カ月ごろには永久歯の芽もでき始めるのです。

妊娠中、赤ちゃんの歯にいい食事とは?

歯に良い栄養として一番に思いつくのはカルシウムですが、たんぱく質やビタミンA、C、D、リンなども、歯の形成に役立つ大切な栄養素です。

カルシウムは牛乳や小魚、リンは米や肉や卵に含まれています。乳製品や肉、卵はたんぱく質もとれます。牛乳や乳製品はアレルギーを心配する人もいますが、明確な関係はないとされています。

ビタミンAはレバー等でも取れますが、妊娠中のビタミンA摂取には緑黄色野菜や柑橘類などに含まれる、ベータカロテンによる摂取がおすすめです。

ビタミンAについては過去の記事を見てくださいね。

ビタミンCは、パプリカやパセリなどの野菜類や、イチゴなどの果物類に多く含まれています。ビタミンDは卵黄や牛乳に含まれています。

また、ビタミンDは、カルシウムの代謝に必要となるのですが、これは食品からだけではなく、日光を浴びることでも生成されます。夏に炎天下にいる必要は全くありませんが、適度に日光を浴びることも大切です。

妊娠中は、バランスの良い食事をとり、ゆっくり散歩するなどして適度に日光を浴びることで、おなかの赤ちゃんに良い歯の芽が作られるのですね。

生まれてからの赤ちゃんの歯

赤ちゃんの歯はいつ、どんな順番で生えてくる?

早い子で生後3カ月から乳歯が生え始めますが、一般的には6~9カ月ごろから生え始めます。まずは下の前歯2本が生え、その後上の前歯、と生えてくることが多いです。よだれがよく出るな~と思ったり、おもちゃをガジガジ噛みだしたら、歯の生え始めかもしれません。

歯の生え方には個人差があるので、順番が少し違っても問題はありません。実際、前述したようにうちの次男も不思議な生え方をしてましたが、1歳時点で上下の前歯8本がきちんと揃ってました。

その後、奥歯が生えてきて、2年ほどで乳歯が生えそろうのが一般的です。

もし、1歳3カ月を過ぎても歯が生えてこない場合は、お医者さんに相談しましょう。

歯磨きはいつから?

歯が生え始めてから生後10カ月ごろまでは、離乳食やミルクの後に白湯をのませたり、ガーゼでそっと拭いてあげるくらいで十分です。しっかり離乳食を食べるようになる10カ月ごろから歯ブラシを口にいれる練習を始め、1歳ごろから1日1回歯磨きをするなど、順番に慣らしていくことが大事です。

というわけで、今回は赤ちゃんの歯について、でした。

参考資料等:

日本小児歯科学会 こどもたちの口と歯の質問箱

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