神奈川県川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました!
ドラえもん大好きな子供たちもずっと楽しみにしていました。実際に行ってみた感想や混雑状況、館内の様子など、(撮影可能な場所の)写真も交えてレポートします!
こともと一緒に行った大人も楽しめる空間は、友達同士や恋人と行っても絶対に楽しめるスポットが満載でした。
来館時のちょっとした注意事項なんかもありますので、行く前にチェックしてみてください。
目次
巨匠「藤子不二雄」
藤子不二雄さんといえば、有名な漫画家ですが、実はこの名前は2人の漫画家の共同ペンネームだって知っていましたか?1987年にコンビを解消してからは、それぞれ藤子・F・不二雄、藤子 不二雄Ⓐと名乗っています。共同ペンネームを使用していても、多くの漫画はそれぞれ別のものを書いていたため、思い切ってコンビを解散した、ということのようです。
昭和の頃からいくつもの大ヒット漫画を手掛けていて、特にドラえもんは今でも子供たちに大人気ですよね。Fさん、Ⓐさんでそれぞれ物語の傾向も違っていて、Ⓐさんはブラックユーモアの効いた少し大人向けの漫画も書かれているイメージです。
有名な所で言うと
Fさん「ドラえもん」「キテレツ大百科」など
Aさん「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」など
の作品を作られています。
Fさんは白い藤子、Ⓐさんは黒い藤子なんて呼ばれ方もしていました。確かに、と言う感じです。
藤子・F・不二雄ミュージアム
藤子・F・不二雄さんが提唱した「SF」の世界や、その世界ができるまでを楽しむことができるのが「藤子・F・不二雄ミュージアム」です。ここでのSFとはサイエンスフィクションではなく、「すこし・不思議」を表しています。まさに、藤子・F・不二雄さんの世界観そのままですね。
アクセス
藤子・F・不二雄ミュージアムは、神奈川県川崎市にあります。
ミュージアムまでは、登戸駅よりバス(大人210円)で10分弱、または向ヶ丘遊園駅・宿河原駅より徒歩で15分程度です。駐車場はないため、車での来館はできません。
登戸から10分間隔で出ているバスは、ドラえもんやエスパー魔美などのキャラクターがかわいくラッピングされていて、行く前からワクワクできるのでおススメです。
チケット購入
「完全日時指定制」です。行きたい日と入場する時間を決めて、チケットを購入します。土日は少し混むので、どうしてもこの日、この時間!と決まっている場合は早めの予約が必要です。
入場の時間は決まっていますが、入れ替え制ではないので、開館時間内であればいつ退館しても大丈夫です。
急病や自然災害などで行けなくなってしまった場合、1か月以内の空いているほかの日に振り替えることができますので、必ず入館前に0570-055-245へ電話して変更をしてください。(払い戻しはできないようですので注意!)
チケットはローソンチケットLoppiでのみ購入することができます。現地で当日券などはないので、事前に購入してくださいね。
来館時の注意
ベビーカーでの入場不可
ベビーカーでの入場はできないのでご注意を。ベビーカー専用置場があるので、そこで預けて入場することになります。
飲食、写真撮影
基本的に飲食物の持ち込みは禁止ですが、離乳食は授乳室か館内にあるカフェを利用しているときにあげることができます。ペットボトルや水筒の飲み物などは、スタッフに確認してください。
また、写真撮影は決まった場所のみ可能なので、きちんと確認した上で写真を撮りましょう。
飲食、写真撮影などは、特に「展示室」内は禁止!入場時にもらう館内図などで写真撮影可能な場所をしっかりチェックしておきましょう。
混雑状況
平日は空いているようですが、土日となるとやはり混雑します。ただし、藤子不二雄ミュージアムは入場の時間を区切っているため、展示室の見学などはそこまで混雑していないようです。私が行ったときは、「人が多くて展示が見えない」なんてことはありませんでした。
一番混雑するのは、カフェや外にある撮影スポット、そしてお土産屋さんです。
カフェは開館から時間が経つほどに混雑するので、あまり並びたくない方は朝一に入場してお昼前にカフェに入るとゆっくり楽しめます。館内のカフェは1つだけですので、お昼ごろになると1時間待ち、なんてこともあるのでご注意を。
行ってきたレポート!
ミュージアムまでの道のり
登戸駅からバスでミュージアムへ向かいます。駅の改札から、藤子不二雄ミュージアム行のバス停が案内されているので、迷うことなくバス停へ到着。途中にドラミちゃんの銅像なんかも発見してテンションが上がります。駅の連絡通路にはドラえもんもいましたよ。
ほどなく、青いドラえもんのバスが到着!横だけでなく後ろ姿もかわいい~~!
ピンクのエスパー魔美でラッピングされたバスもかわいいのですが、子供達はドラえもんが大好きなので、大はしゃぎ!
バスのつり革や、停車ボタン、座席までドラえもんで、本当にかわいいバスでした。
ミュージアム到着!さあ入場です!
※ここからの写真は、写真撮影OKの場所でのみ撮影しています。
バスから降りて、入館待ちの列に並びます。並んでいる間も、外壁にいろんなキャラクターのミニ展示があり、ワクワクした気持ちで開場を待つことができました。
入館するとすぐに受付があり、「おはなしデンワ」という、デンワ型の音声ガイダンス装置が全員に貸与されます。ちょっと秘密道具感があって、子供たちが大喜びしていました。
原画や展示物のそれぞれに番号がついていて、この電話に入力すると展示物にゆかりのあるキャラクターがいろいろ話してくれます。作品の説明が淡々と流れるのではなく、その場面の裏話や各キャラのおしゃべりなど、こんなところにも遊び心があふれていて、ついつい全部聞いてしまいたくなります。
展示室には、貴重な原画や、手書き原稿のコピーなどが展示されています。原稿が展示されているスペースにも、各作品のキャラクターや漫画やアニメに登場する道具などが飾られていて、遊び心満載!
大人は懐かしいキャラクターと出会ってほっこり、子供は知っている道具を見つけては嬉しそうに「おはなしデンワ」をかける、といったように、大人も子供も楽しく展示を見ることができました。
きれいなジャイアンと写真撮影
順路に沿って展示を見ていくと、途中の2Fテラスに「きこりの泉」があります。この泉のエリアは写真撮影OK!ハンドルを上下させて、泉からブクブクと現れる「きれいなジャイアン」と一緒に写真を撮ることができます。
展示室を堪能したら、みんなの広場へ
展示室や先生の部屋を堪能したら、まんがコーナーとみんなのひろばへ。ここも撮影はOKです。
まんがコーナーにはドラえもんなどの漫画が置いてあり、手に取って読むことができます。ドラえもんも漫画を読んでますね。かわいい。
みんなの広場には、様々な「SF体験(すこしふしぎ体験)」ができます。
野比家のジオラマは細かいところまで作りこんであって、まるでのび太たちがついさっきまでいたかのようです。
野比さんち、応接室とかあったんですね!
こちらの壁の展示は、さながらピタゴラスイッチのようです。1つずつ転がってくるボールが、それぞれ違うルートをたどっていくので、ピタゴラ大好きな息子たちにはたまりません。
巨大なガチャガチャなんかもありました。
大きな窓は、ちょうどクリスマス前までの期間限定デコレーションで、めっちゃかわいかったです。
この広場が子供たちにとってはメインイベント!いつまでたっても離れてくれなそうなのを、また後でくることを約束してなんとか次へ進みました。
Fシアターでミニ上映会
みんなの広場の奥には、Fシアターという上映ルームがあります。こちらではオリジナルのミニ映画を見ることができます。
10分か15分くらいだったと思うのですが、藤子・F・不二雄さんのキャラクター大集合で、笑いあり興奮あり、ちょっといい場面もありの大満足な映画でした。短めなのが、小さな子供にもちょうどよかったです。
ちなみに、展示室同様にFシアターも撮影不可です。
ドラえもんだらけのカフェは頼み過ぎ注意
ミニ上映会が終わって、カフェへGO!
館内にただ1つのカフェでは、ランチメニューやスイーツ、飲み物などを楽しむことができます。ほぼすべてのメニューが藤子不二雄のキャラクターとコラボしているので、かわいくて全部頼みたくなってしまいます。。
さすがに全部は食べきれないので、中でもかわいいものを厳選。選ぶのが大変でした。。
多分期間限定のクリームシチューは、ドラえもんを食べるのがもったいないほどのかわいさ!クリスマスっぽいですね。
子供はもちろん、友達同士やカップルにおすすめしたいのがこのドリンクです。なんと、ストローをくわえるとドラえもんになれます。かわいいし面白いしで写真を撮らずにはいられません。
コースターにまでドラえもん。
そしてピザもドラえもん。味はマルゲリータです。
おにぎりだってドラえもん。こちらはお子様ランチです。子供の好きなものだらけでペロッと完食してました。
ランチ休憩後は「はらっぱ」でドラえもんたちと写真撮影
みんなおなかいっぱいになったので、カフェのすぐ外、「みんなのひろば」へ移動しました。
「みんなの広場」は、はらっぱや池などがあり、ドラえもんやコロ助、パーマンなどのキャラクターたちや、どこでもドア、空き地の土管などの漫画に登場する道具などの像が設置されています。
来館者それぞれが、好きなキャラクターたちと記念撮影をしていました。写真撮影のために列ができるほど人気のあるスポットもありました。
パーマンが昼寝していたり、
ドラえもんの映画の世界が再現されていたり(ピースケの上に乗ったりはできません)、
コロ助と一緒にベンチで日向ぼっこしたりできます。
この広場には小さな売店もありました。ちょっとしたお土産や、タケコプターのカチューシャなんかも売っていました。この後ショップへ行く予定だったのでここでは購入しませんでしたが、私たちが行ったときはこの売店の方が空いていました。
じっくりはらっぱを堪能したら、ショップへ向かいます。
途中、石になってしまったドラえもんと遭遇!一気に映画の場面がよみがえりました。こういった遊び心がすてきですね。
最後にショップでお土産ゲット
展示も食事も写真撮影も楽しんで、すっかりミュージアムを満喫したら、最後はやはりお土産ですね。
藤子・F・不二雄ミュージアム限定のグッズもたくさんあって、どれを買おうか目移りしちゃいます。かわいいどら焼きを買ったのですが、うっかり写真を撮り忘れておりました。。
そして子供たちは、ドラえもんの漫画を購入。せっかくだからミュージアム限定にしたら?と提案はしてみたんですが、ミュージアムの世界観にあてられて、どうしても漫画が読みたくなったようです。ある意味正しいですね。ここじゃなくても買えるけど(笑)
学年別のドラえもん名作選、という渋いチョイス。実際には一年生、二年生、三年生と三巻買っていました。
藤子・F・不二雄ミュージアム、行ってよかった?
ミュージアムというと、子供のころに学校の遠足などで言った博物館などを思い出し、静かで少し退屈なイメージ(ごめんなさい)を持っていました。
そんなイメージもあり、「藤子・F・不二雄ミュージアム」へ行く前は、子供たちが退屈になって騒いだりして迷惑をかけてしまうかも、なんて心配もしていました。
でも、実際に行ってみると、ちょっとした場所にドラえもんのモチーフが隠れていたり、次の部屋へ続く道がどこでもドアになっていたりと、遊び心満載の空間に子供たちも興味深々で、騒いだりすることもなく楽しむことができました。
ファンにとってはたまらない原画も、子供にとっては興味が薄かったりするのですが、「おはなしデンワ」がよっぽど楽しかったのか、同じところで何回も再生して聞いていました。
もちろん大人にとっても、懐かしいキャラクターとの再会で胸が熱くなったり、一緒に写真をとったりと、もしかしたら子供たちより楽しんだかもしれません。
今回初めて「藤子・F・不二雄ミュージアム」へ行ってみて、ドラえもんたち藤子・F・不二雄さんのキャラクターを前よりもっと好きになりました。子供と一緒にまた行きたいです。
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