横浜七福神めぐりと神社の御朱印~お正月の御朱印めぐりで福を呼ぼう

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七福神めぐりシリーズも第3弾!今回は横浜七福神(横濱七福神)を巡ってきました。

今までは通年行われている七福神めぐりを夏に巡っていたのですが、今回はしっかりとお正月に行ってきました!もちろん、色紙に御朱印をいただいてきましたよ!晴天にめぐまれて、すがすがしい1年のスタートがきれました。

2日間かけてめぐっていますので、少し変則的なルートです。のんびりまわったので、横浜七福神を祀っているお寺に近い神社にも一緒に参拝しています。そちらも<ちょっと寄り道>として書いてますので、お時間があればぜひそちらにも立ち寄ってみてください。素敵な御朱印もありましたよ!

横浜七福神の回り方についてのちょっとしたコツなんかも載せています。2日に分けているので大長編ですが、参考までにどうぞ。

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七福神めぐり

日本で古来から信仰されている七福神は、日本各地の神社仏閣で祀られています。

この地域ごとに祀られている七福神を巡ってお詣りをし、御利益にあやかろう、というのが「七福神めぐり」で、東京都内で30以上、神奈川県でも20以上の地域で行われています。

七福神めぐりを行っている神社仏閣では、御本尊や神社の御朱印とは別に七福神の御朱印をいただくことが出来ます。特に最近では御朱印ブームということもあって、七福神の御朱印を御朱印帳や色紙に書いてもらって集めることが人気となっています。

主にお正月(1月15日まで)に行うのがよいとされ、この時期しか七福神の御朱印を授けていない寺社も多いですが、特に有名な七福神めぐりでは通年で行っている地域もあります。

以前に行った鎌倉江の島七福神めぐり、浅草七福神めぐりの様子はこちらからどうぞ。

横浜七福神(横濱七福神)

横浜七福神は以下のお寺で祀られています。この七柱にお詣りをして、御朱印をいただくことを「横浜七福神めぐり」といいます。七福神めぐりは通年で行っているところもあるのですが、横浜七福神めぐりは主にお正月の1月1日から1月7日の間に開催されています。

<横浜七福神めぐり>

七福神が祀られているお寺と、最寄駅です。

  • 恵比寿 (西方寺)・・・新羽(横浜市営地下鉄ブルーライン)
  • 福禄寿 (興禅寺)・・・高田(横浜市営地下鉄グリーンライン)
  • 寿老人 (金蔵寺)・・・日吉本町(横浜市営地下鉄グリーンライン)
  • 布袋尊 (東照寺)・・・綱島(東急東横線)
  • 大黒天 (正覚院)・・・新横浜(JR横浜線、横浜市営地下鉄など)
  • 毘沙門天 (蓮勝寺)・・・菊名(JR横浜線)
  • 弁財天 (菊名池弁財天)・・・妙蓮寺(東急東横線)

全国の七福神は、神社やお寺に祀られているのですが、横浜七福神めぐりはほぼお寺でした。弁財天のみ、池のそばにあるお社に祀られていました。

横浜七福神めぐり おすすめの回り方

ツアーも開催

横浜七福神めぐりは、ツアーなども組まれていて、全行程を歩くツアーやマイクロバスでめぐるツアーなどがあるようです。もちろんツアーでもいいのですが、大人数でわいわいと決められた時間でまわるか、ツアーではなく好きな順番で回るかは個人の好みによります。

自転車は狭い道に注意

自転車での移動の場合、横浜七福神めぐりの北側はほぼ平坦(興禅寺前以外)で、大きな道を通れるので比較的移動が楽です。しかし南側は坂道も多く、車通りが多いのに狭い車道(歩道も狭い)、なんて危険地帯もあるので注意が必要です。特に南側は、電車での移動が便利だと思います。

おススメは電車+徒歩

横浜七福神めぐりのパンフレットには、徒歩、電車+徒歩、自転車という3パターンのまわりかたが記載されていますが、私のおすすめは電車+徒歩です。

すべてを歩いて巡ることももちろん可能ですが、距離も長く、坂道も多いため、体力のある方向けです。横浜七福神を祀っているお寺は、比較的駅から近い場所にあるため、電車+徒歩で回るのが一番回りやすいです。

電車で行くならこう回ろう

私は2日に分けてめぐったため変則的な順番でしたが、1日で行く場合は以下の順番(逆も可)だと、乗り換えが便利です。

(ブルーライン)新横浜→新羽→センター北or南乗り換え→(グリーンライン)高田→日吉本町→日吉乗り換え→(東急東横線)綱島→菊名→妙蓮寺

ちなみに、新横浜駅と菊名は隣の駅なのでぐるっとまわって戻ってくるイメージです。妙蓮寺だけちょっとはみ出ている感じですね。

横浜七福神めぐり1日目(北側)

ここからは、実際に私がめぐってきた記録です。2日かけて回ることにしているため、1日目は北側を制覇します。

オススメルートとは異なりますが、まずは新羽駅からほど近い西方寺からスタートです。

西方寺(恵比寿)

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新羽駅前の大通りを東へ進み、新羽十字路を越えると左手側にヨネヤマプランテーション、右手側に西方寺があります。敷地内に入ると、門までまっすぐの参道が続いています。

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恵比寿さまは本堂内に祀られています。

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西方寺の本堂内では、お守りなどの他にも、縁起物のだるまや招き猫などが並んでいました。我が家には多くのだるまさんがいるので、今回はお守りだけいただきましたが、大小さまざまなだるまに心がときめきました。

こちらで横浜七福神めぐりの色紙を購入し、記念すべき1つめ、七福神「恵比寿」の御朱印をいただきます。

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御朱印帳には、御本尊「阿弥陀如来」の御朱印をいただきました。

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境内を散策したら、近くの神社にちょっと寄り道です。

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<ちょっと寄り道>杉山神社

西方寺から1分もかからないところに杉山神社があります。車通りの多い道から一本入っただけなのに、趣のある石段と緑に囲まれた境内が素敵な神社です。

こちらでも御朱印はいただけますが、この日は神主さん不在でいただくことができませんでした。御朱印をいただきたいなら事前に確認したほうがいいかもしれません。

お詣りをしたら、新羽駅まで戻り、横浜市営地下鉄ブルーラインへ乗り込みます。センター北駅またはセンター南駅で、階段を上って隣のホームのグリーンラインへ乗り換えます。次に向かったのは高田駅です。

興禅寺(福禄寿)

高田駅から徒歩で10分ちょっとのところに、興禅寺があります。興禅寺は、これぞ横浜、という感じの、長い坂道を登っていくと、頂上の少し手前にあります。七福神めぐりの時期は、赤いのぼりが立っているのですぐみつかります。

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阿形吽形の迫力満点な像が門を守っています。

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入って正面が本堂、

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左手に薬王殿があります。

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こちらでは、七福神「福禄寿」の御朱印を色紙へ、そして御本尊「十一面観音」の御朱印を御朱印帳へいただきました。こちらは御本尊の御朱印です。

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色紙の方はすべてそろってからのお楽しみということで。いや、途中の写真を撮り忘れたとかじゃないですよ、ほんと(汗)

<ちょっと寄り道>高田天満宮

興禅寺前の坂道を少しだけ下ると、右手側に階段があります。そこを上ると高田天満宮です。

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近隣の方が初詣にきていて、地元に愛される神社、という感じがしました。

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こちらでもお詣りをしたら、高田駅まで戻ります。

高田駅で横浜市営地下鉄グリーンラインに乗りこんだら、隣の駅が次の目的地、日吉本町です。

金蔵寺(寿老人)

日吉本町駅から日吉駅方面へ5分ほど歩くと、金蔵寺に到着です。住宅街の細い道を通りますが、車通りは結構あるのでお気を付けください。

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こちらも本堂の中に「寿老人」が祀られています。

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七福神「寿老人」の御朱印を色紙へ、そして御本尊「大聖不動明王」の御朱印を御朱印帳へいただいたら、また日吉本町へ戻ります。

こちらが「大聖不動明王」の御朱印です。

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日吉本町駅から日吉へ向かいます。こちらも1駅。ここで東急線に乗り換えるのですが、日吉駅は慶応大学や東急デパートがあり、駅のそばに食事をできる場所が多いです。駅前にもお店が多いので、日吉か、次の目的地である綱島駅で昼食やおやつ休憩をとるのがお勧めです。横浜家系ラーメンのお店や定食やさんなんかもありますよ。

というわけで、日吉駅で少し休憩し、東急東横線で綱島駅へ向かいます。

東照寺(布袋尊)

綱島駅の西口から徒歩5分ほどで、東照寺に到着です。周りは磯丸水産などのお店が立ち並んでいます。

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七福神「布袋尊」の御朱印を色紙へいただきました。

こちらの御本尊は「薬師如来」です。御朱印には「瑠璃光明界」と書かれていました。

ここでまたちょっと寄り道です。

<ちょっと寄り道>諏訪神社

東照寺から駅をはさんで反対側、綱島駅東口から徒歩4分ほどの場所に、綱島諏訪神社があります。入り口から立派な神社です。この神社のお祭りは、横浜でも最大級だとか。いつか行ってみたいですね。

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初詣期間だったため、境内にはお守りなどを授けてくださる巫女さんも数名いて、三が日などは人も多かったのだろうな、と感じました。

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こちらでもお詣りをして、1日目は終了しました。

七福神めぐり2日目(南側)

二日目は新横浜駅からスタートです。JR横浜線や横浜市営地下鉄だけでなく、新幹線の停車駅でもある新横浜駅は、大きな駅ビルの中にあり買い物や食事をするにも便利です。・・・が、今回はそんな新横浜駅の裏側、篠原口から外にでましょう。反対側の改札と比べて、大分ひっそりとした方です。

正覚院(大黒天)

篠原口から出て、住宅が立ち並ぶ道路を進みます。歩道のない道ですが、車もよく通るので注意して歩きましょう。

駅から徒歩5分ほどで、正覚院へ向かう坂道があります。こちらは坂を上って正覚院前から撮った写真です。(わかりづらくてすみません。)

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坂道を登ると左手に正覚院の入り口があります。敷地内に入るとすぐの場所にある立像が目を引きます。大きいですね。

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本堂でお詣りをして、七福神「大黒天」と御本尊「十一面観世音菩薩」の御朱印をいただきます。御本尊の御朱印がこちら。

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では、新横浜駅へ戻りましょう。新横浜駅は駅弁なども売っているので、ここで休憩してもいいですね。2日目始まったばかりですが(笑)

新横浜駅でJR横浜線に乗り、菊名へ向かいます。(1駅です。)

蓮勝寺(毘沙門天)

菊名駅の東口から坂道を登っていくと、徒歩4分ほどで蓮勝寺に到着です。車道脇の歩道を通っていくのですが、この道は車通りが多く、自転車で来たら大変そうだなあ、と感じました。電車でよかった。

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入ってすぐ右手に、「毘沙門天」のお社があります。

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こちらでお詣りしてから石段を登っていくと本殿があります。こちらでもお詣りをしてから、御朱印をいただきました。

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ちょうどツアーの方々と同じ時間だったようで、御朱印をいただくのにも列ができていました。タイミングって大事ですね。

こちらが御本尊「阿弥陀如来」の御朱印です。

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菊名池辯財天(弁財天)

妙蓮寺駅の横浜方面ホーム側にある改札を出て、踏切を渡り、商店が立ち並ぶ小道をくねくねと進みます。昔ながらの本屋さん、八百屋さんなどを過ぎ、商店街のアーケードを抜けると目の前に菊名池が広がります。そのすぐわきにあるのが菊名池辯財天です。

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もとはインドの河の神とされる弁財天ですので、水辺に祀られていることが多いですね。

菊名池辯財天のお社のすぐわきで、「弁財天」の御朱印をいただきました。簡易的なテントだったので、この時期だけのもののようです。

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色紙の返却と同時に、「お気をつけて」とにこにこと言っていただいて、ほっこりしました。

完成!横浜七福神めぐりのご朱印を集めた色紙

というわけでこちらが横浜七福神めぐりの色紙です。達成感がありますね。

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しばし色紙をながめたら、また商店街を通り、妙蓮寺駅まで戻ります。

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最後の寄り道は、駅のすぐそばです。

<ちょっと寄り道>妙蓮寺

駅の名前にもなっている妙蓮寺は、妙蓮寺駅の目の前にあります。改札から出て、道路を挟んですぐに門があります。

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広々とした参道を通り、階段を上がれば本堂です。左手に御朱印がいただける建物があります。

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こちらでいただける御朱印は、境内に咲いている花や果実などがデザインされており、多くのデザインから選ぶことができます。咲いている時期によってデザインが変わるため、四季折々で異なったデザインの御朱印がいただけます。

梅や千両、万両、鬼柚子など多くのデザインの中から、お正月の間限定の「蓮」を選びました。どれも素敵すぎて選ぶのに時間がかかりました。

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蓮は金色で描かれていますが、柚子は緑と黄色、万両は緑と赤、など、鮮やかな色合いのものもあってとてもきれいでした。何度でも足を運びたくなりますね。

七福神めぐりでよい一年

今回は2日にわたって横浜七福神をめぐってきました。あわせて近くの神社にも参拝してきましたが、どの神社も横浜七福神を祀っている神社から近いため、今回ご紹介した場所すべてを1日で回ることももちろん可能です。ただし、横浜七福神めぐりは1/1~1/7までしか開催されていないので、三が日や土日は混雑していて難しいかな?1/4~7のうち平日が穴場です。

さて、無事家に到着したら、いただいた色紙を飾りましょう。我が家では、七福神の色紙を飾るのにこちらの額を使っています。

大仙 額縁 色紙額 K-70 コン 上下箱SP K70ND9901
大仙 額縁 色紙額 K-70 コン 上下箱SP K70ND9901

お正月の七福神めぐりで、今年も一年健やかにすごせますように。

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御朱印めぐり、こちらの記事もどうぞ

今までに参拝した神社仏閣や御朱印、七福神めぐりの記録をまとめています。

高尾山薬王院と氷川神社

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