妊娠中・産後の肌事情

ハンドクリーム

妊娠中、いつも使っている化粧品が突然合わなくなりました。
元々ちょっぴり敏感肌気味ではありましたが、それでも以前は大丈夫だった化粧水をつけると、肌がピリピリ・・・気のせいかな~なんてのんきにしてたら、頬がうっすら赤くなっちゃったり。。

そして産後もまた状況が変わります。
大人になって脂分が減っていたもので、産後にニキビができた時はびっくりしました。

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産後、それ以上にびっくりだったのが、抜け毛がはんぱないこと!!!
シャンプー中に手櫛をすると、指の間にごっそりと毛が!
ホラーです。
丸めると「まっくろくろすけ」くらいにはなります。
ホラーからファンタジーになりましたね。

体の中で人間を育てる大事業だし、そりゃ色々変わるよな~、とは思いつつも、実際何が原因で肌や髪が変わったのだろう?ということで、調べてみましたよ。

妊娠すると、敏感肌、乾燥、しみ、にきびができる等、様々な肌トラブルが発生します。また、新陳代謝が活発となることにより、汗が出やすくなるそうです。

確かに、妊娠中、ほんっと体が熱かった記憶があります。これもう微熱あるよね、って状態が毎日でした。

敏感肌+汗で、あせもができるなど、トラブルも増えます。

原因はいわゆる女性ホルモンによるものです。

妊娠期のホルモン変化

肌の状態が変化する理由の一つに、ホルモンバランスの変化があります。
妊娠期に増加するホルモンは3種類

  • hCG
  • エストロゲン
  • プロゲステロン

hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)

妊娠初期に増えるホルモンで、妊娠3か月ごろがピークとなります。妊娠検査薬はこのホルモンに反応して陽性反応を出します。また、つわりのつらい吐き気の原因ではないか、という考え方もあります。
後に説明するプロゲステロンの分泌を促進する役割を持っています。

エストロゲン

妊娠初期から少しずつ増え、産後に一気に減少する女性ホルモンの一種です。子宮や胸を大きくするほかに、水分を蓄える作用もあり、妊娠期はむくみやすくなるのだそうです。しかしこのホルモンは、肌の潤いや髪のツヤに役立つとされています。そのため、産後にホルモンが減少すると、敏感肌になったりニキビができるなど、肌荒れが起きやすくなります。

プロゲステロン(黄体ホルモン)

子宮筋の収縮を抑えて妊娠を維持する作用があります。また、体温が上がるのもこのホルモンによります。紫外線にも敏感になるため、シミができやすく、肌荒れの原因にもなります。
妊娠中に悩まされる便秘もこの子のせいなんですって!!!
このホルモンも妊娠末期まで増加し続け、産後一気に減少します。

上記のホルモンは、妊娠期にとても大事な役割を担っているのは間違いありません。しかし、通常時には生理の際に増減が起こることはあっても、妊娠期のように長期にわたって増えて、産後一気に減る、ということは起こらないので、特に妊娠中・産後の肌トラブルが多く感じられるのだと思います。

ということで妊娠期のホルモンについて少しお勉強しましたが、正直それを知ったところで肌荒れが治るわけじゃないですよね~。ってことで、

次回は、そんな妊娠期のスキンケアについて、実体験をもとにつづってみます。

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