赤ちゃんに関する行事~お七夜

手と赤ちゃんの足

 無事赤ちゃんを出産して1週間、ほっと一息、つく間もなく、毎日のお世話が始まって寝不足!というお母さん方。

本当にお疲れ様です。

そんな中の赤ちゃんが生まれて初めてのお祝い行事、「お七夜」は、生後7日に行います。

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生まれた赤ちゃんの名付け、悩みますよね。ちなみに我が家は、この名前!というのが早い段階で決まっていたので、お腹の中で性別がわかる前から「~君」と呼びかけていました。このように、お腹の中にいたころからすでに決まっていた!という人もいれば、赤ちゃんの顔を見てから決めようと、候補だけ挙げていた人もいると思います。

そんな名付けを正式に行うのが、「お七夜」です。

お七夜と命名式

お七夜ってどんな行事?

赤ちゃんが生まれた日を1日目とし、7日目の夜に、赤ちゃんの成長を祈るお祝いを、お七夜といいます。また、赤ちゃんの名前を親戚に披露する「命名式」も一緒に行います。命名書を作って飾り、祝い膳を皆で食べるのが一般的なお七夜です。

命名書

正式な命名書は、「奉書紙」を使います。聞き慣れない紙ですが、文房具店で売っています。もちろんAmazonさんでも売ってました。奉書紙を横半分、縦三つ折りにし、以下例のように記載します。

例:鈴木一郎さんの長男、太郎君の正式な命名書 名付け親は佐藤一さん

命名書の例

こちらはあくまでも正式な命名書の書き方です。略式で一枚の半紙などに全てを書く場合もあります。最近では、色々な形式の命名書も販売していますし、インターネットでテンプレートをダウンロードして、印刷してもOKです。

命名書で赤ちゃんの名前を披露した後、神棚や床の間に命名書を飾るのが命名式です。どちらもない場合は、鴨居やベビーベット近くの壁などに貼りましょう。大人の目線より上が望ましいです。

命名書は、21日目まで飾りその後保管する所もあれば、お宮参りまで飾っておくという所もあり、地域によっても異なるようです。命名書の書き方にも地域性があるので、正式に行う場合はきちんと確認しましょう。

祝い膳

赤飯、御頭つきの鯛や煮物、などでお祝い膳を用意することが多いです。しかしこちらも、最近ではケーキなど好きな食べ物でお祝いすることもあります。

無理せず、お母さんと赤ちゃんの体調に合わせましょう

産後7日というのは、お母さんもやっと退院したかしてないか、という時期です。この行事はもともと内輪で行うものですので、体調が悪いのに無理にきちんと全部をやる必要はありません。また、絶対7日の夜でなければいけないわけではないので、産後のお母さんと赤ちゃんの体調次第で日程を決めましょう。

ただし、命名式は後でもかまいませんが、生後14日以内に出生届を役所に出すのは忘れないようにしましょう。

 

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