赤ちゃんの利き手番外編~左利きは損なのか

花を持っている手

先日に引き続き、利き手のお話です。

我が家の次男がもしかしたら左利きかも?というところから始まったこのお話ですが、もし左利きだったとしても無理に矯正はしない方がいい、ということがわかりました。

利き手の矯正については前回記事をどうぞ

では、左利きの場合、右利きとはどんなことが違うのでしょうか。

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左利きは得なのか損なのか

 左利きならではの不便

道具だけではなく日常生活でも、左利きならではの不便というのはあるようです。

駅の自動改札でタッチする場所が右側
自動販売機にお金を入れづらい
文字を書くと手が汚れる(横書き)
備え付けの卓上ライトは左側が多いので影になって見えない
食事の時、隣の人と腕がぶつかる
腕時計のりゅうずが回せない

などなどなど。みなさん苦労してるんですね。。

左利きで有利なこと

しかし、悪いことばかりではありません。

右利きだとなんの疑問も持たずに右ばかり使ってしまいますが、左利きだとどうしても右を使う場面が増えます。そのため、左利きの人は両手が使える人が多いのだそうです。

そして、右手は左脳につながっていて、左手は右脳につながっている、というのもよく聞きますが、左利きの人は両手を使う頻度が高いため、両方の脳が活動します。それにより、脳に損傷を負った場合の回復が早かったり、後遺症が軽く済む場合があるのだそうです。

両方の脳が活動する頻度が高いということは、右利きの人よりも右脳を使う頻度が高い傾向があります。右脳は五感をつかさどるため、右脳が発達しているということは感性が高く、芸術的なセンスが高いのでは、と言われていますが、こちらは個人差が大きいため必ずしもそうとは言えないようです。

また、スポーツの、特に人と対戦するタイプのものでは、左利きが有利に働くこともよくあります。左利きの絶対人数が少ない(約10%)ため、対戦機会が少ないことが有利になるんですね。しかし、道具を使用するスポーツにおいては、左利き用のものが少ないという点で苦労することは多いかもしれません。

実はほんのちょっぴりゴルフをやったことがあるのですが、練習場の片隅に1か所だけ、左利き用の打席があったのを思い出しました。ゴルフクラブも左利き用を買わなくてはいけないので、誰かに譲ってもらったりするのも難しいですね。

左利き用器具いろいろ

左利き用、と聞いて真っ先に思いついたのは「ハサミ」でした。ためしに、ふつうに売っているハサミを左手で使ってみると、ほんとに切れないんですよね。そのため、左利き用のハサミがある、というのは私でも知っていたのですが、実はそれ以外にも色々な「左利き用」の物があるんですね。カッターナイフや定規といった文房具はもちろん、急須やフライ返しなんてものも。

そして、ちょうど見ていたテレビで、左利き用の道具専門店の話が出ていました。なんてタイムリー!インターネットでは左利き用の道具を扱っているお店もあるようですが、実際に見て買えるのもいいですね。神奈川県相模原市にあるようですので、お近くの方はぜひ。

 

とそんな感じで、左利きについて見てきました。自分の知らない世界だったので、すごく勉強になりました。さて、次男は左利きなのかしら。少し楽しみになってきました。

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