1歳から幼児期の子供を持つ家庭では必須ともいえる子供乗せ自転車、みなさんはどんな自転車を使ってますか。電動にするか、普通の自転車にするか。ハンドル一体型にするか、後ろ乗せにするか。いろいろな選択肢がありますよね。
保育園や幼稚園の送り迎え用に購入を考えている家庭も多いかと思います。
我が家では「bikke2e（ビッケ2e）」という電動アシスト自転車を使っています。購入時に色々と考えた結果これになったのですが、実際2年ほど使ってみて「良い点」「悪い点」がよく見えてきました。特に重要な雨の日対策、「bikke2e」はちょっと特殊な形をしているので、これが結構難しい。我が家の雨の日対策についてもご参考までにどうぞ。
そしてbikkeシリーズの最新モデルもご紹介！最新版の「bikke MOB」は「bikke2e」とほぼ同じ形ですので、最新モデルでも使えるレインカバーもご紹介します。
そんな最新情報もあわせてご覧ください。
「bikke」ってこんな自転車
ブリジストンから発売していた電動アシスト自転車が「bikke2e」です。すでに販売は終了していて同型の最新版は「ブリヂストン(BRIDGESTONE) bikke MOB dd （ビッケモブdd） 」として発売されています。
ぱっと見シンプルですが、チャイルドシートにつけるクッションや子供のヘルメット、チャイルドシートカバーなどのオプションが充実しています。色鮮やかなシートクッションは、どれを選ぼうか迷ってしまうほどたくさん！自分でカスタマイズできるところが一番のポイントです。
前後にチャイルドシートが取り付けられて、3人乗りが可能。もちろん安全性や乗りやすさも追求された、子育てママのための電動アシスト自転車です。
「bikke」の良いところ
なんといってもデザインがいい。自転車売り場に並んでいる電動アシスト自転車たちの中で、群を抜いてかっこいいです。自転車のフォルムはもちろんのこと、オプションで付けられるクッションの種類もいっぱいあって、格好良くすることもかわいくすることもできちゃいます。
でも、見ためだけじゃないんです。この自転車で一番素晴らしいのは、「カゴ」が付いていること。前乗せがハンドル一体型のタイプだと、子供を前に乗せると荷物を乗せる場所が無くなってしまいます。ところが、「bikke」は前乗せチャイルドシートが後付けタイプで、別に「カゴ」が付いてます。3人乗りでスーパーにお買い物に行っても、ちゃんと荷物が載せられるというのはとても大事です。
そして子供が大きくなったらチャイルドシートを外して、普通の電動自転車としても違和感なく使える、という優れもの。ちょっぴりお高い電動自転車なので、長く使えるというのはポイント高いですね。
「bikke」の残念なところ
実際に使って残念だったのは、チャイルドシートに付けるクッション。これが、雨にぬれると水分を含んでびしょびしょになります。
ビニールや合皮なら、さっと拭いて乗ることができるのですが、「bikke2e」のクッションは本当に「クッション」という感じで、押すと水がじゅわっと出てきます。これはできれば改善してほしいなあ、というポイントです。
結局のところ、「bikke」の使い勝手はどうなのか
電動アシストは必要？
電動自転車自体、「bikke2e」で初めて乗るのですが、子供を乗せるなら絶対「電動」の方がいいですね。車体の安定感はもちろんですが、電動アシスト自転車だと一漕ぎ目でスピードに乗れるのがすばらしい。自転車特有の走り始めのふらつきがほとんどありません。これは子供を乗せる際に特に重要なポイントです。
「bikke」のカゴって使える？
「bikke2e」を使用して、数年が経ちました。妊娠中、産後以外はほぼ毎日のように使っていますが、今のところ何も問題なく快適に使えています。子供とのお出掛けでは荷物が多いため、カゴが思った以上に使えます。子供2人を乗せて、荷物は背負って、カゴに買い物したものを乗せて、なんて芸当もできちゃいます。
このカゴが無い状態は考えられません。
「bikke」のフロントチャイルドシートは安全？
子供乗せ(前) フロントチャイルドシート(モブdd・グリdd用)FCS-BIK3 A550332LB P6528 ライトブルー
ハンドル一体型を使っていないので何とも言えませんが、「bikke」のフロントシートを使って、今までに「危ない！」とか「乗りづらい！」と思ったことはありません。
ハンドルロックもついていますので、子供を乗せたり降ろしたりするときは必ずロックをかけるようにしています。
ただ、ハンドル一体型の前乗せ自転車が主流のせいか、このフロントシートに付けるレインカバーが極端に少ないことが欠点といえば欠点。でも、ちゃんと合うレインカバーもありますのでご安心を。こちらについては後述します。
「bikke2e」ってまだ買えるの？
現在、「bikke2e」はすでに販売していないようです。Amazonや楽天でも見当たらなかったので、新型bikkeの購入をおすすめします。性能もよくなっているので、子供を乗せるならなるべく新しい方がいいですね。
「bikke」我が家の雨対策
断然おすすめ！リアシートカバー
BRIDGESTONE(ブリヂストン) bikkeシリーズ用 リヤチャイルドシートカバー RCC-BIK A463005LB ブルーグレー
まずはリアシート（後ろ乗せ）部分。断然おすすめなのがブリヂストン純正のシートカバーです。これがないと始まらない！というくらいの必需品です。新しいbikkeにも、もちろん着けることができます！
我が家の駐輪スペースは、自転車のサドル部分までしか屋根が無いため、常にカバーが必要です。前述したように、「bikke」の座席は雨に弱いんですよね。
自転車リアシートカバーは、市販のものをいくつか試してみたのですが、風で外れてしまったり、ゴムが伸びてしまったりとすぐに使えなくなるものばかりでした。
そのため、試しに純正のカバーを使ってみたところ、あまりのピッタリ（当たり前ですが）ぶりに感激！ジャストフィットしているため、風で飛ばされることもありません。リアシートを使っていない時は、カバーを掛けたまま乗っても大丈夫。最初からこれにしておけば良かったです。
シート下部には、円形の「アイレット」という部品が付いているので、春などの風が強い時にはワイヤーロックを付けておくとより安心。子供用ヘルメットなども隠しておける上、盗難防止にも役立ちます。
サンワダイレクト 巻き取り式 ワイヤーロック 盗難防止 ダイヤル錠 3桁 ケーブル長73cm スーツケース/自転車/ベビーカー/旅行 ブラック 200-SL042BK
こんな感じのワイヤーロックが便利です。
レインカバー
リアシート（後ろ乗せ）のレインカバーは、他の自転車とさほど変わらないので、探せばいくらでもあります。ところが、「bikke」のフロントシート（前乗せ）は、後付けフロントシートと呼ばれる形をしており、対応しているレインカバーが本当に少ないのです。私も結構探して、やっと見つけたのがこちら。
OGK技研 まえ子供のせ用ソフト風防レインカバー RCF-003 ハレーロ・ミニ ブラック 専用袋付
視界がクリアなので、子供も外が見れて嬉しそうです。透明のカバー部分をくるくる丸めておけるので、雨が降っていない時でも付けたままに出来るのがとっても便利です。
最新機種のbikke GRIなども、同じようにフロントシートが後付けタイプなので、このレインカバーが使えそうですね。
「bikke」シリーズの最新モデルはこんな自転車
「bikke」の電動アシスト自転車は、最新モデルが3種類になりました。それぞれの良さを見ていきたいと思います。bikke2eの流れを汲んで、チャイルドシートクッションなどがカスタマイズできるところはそのままに、1回の充電で走れる距離が大幅に伸びたりと、様々な性能があがっています。
公式サイトはこちら。ちょっぴりサイトが重いですのでご注意を。
bikke MOB～ビッケ モブ
bikke2eの完全後継機がこちら。bikke2eの良さはそのままで新しいカラーが加わり、バッテリー容量が大きくなりました。1回の充電で走行できる距離が、標準モードで約54kmに伸びています。bikke2eは約38kmだったので、1.4倍以上も長く走れます。
2019モデル以降のbikke MOB dd(ビッケ モブ dd)には、走りながら充電される機能が搭載されました。これにより、充電回数が減ってより便利になりましたね。
bikke GRI～ビッケ グリ
男性にも乗りやすい機能が満載の電動アシスト自転車が、bikke GRIです。パパとママが交代で使うなら、このモデルがおススメです。2019年最新モデルはbikke GRI dd(ビッケ グリ dd)です。
bikke GRIの大きな特徴は、前後のタイヤサイズが異なることと、両輪駆動システム「デュアルドライブ」を搭載していることです。パワフルで段差にも強い！男性にも女性にも優しい機能がいっぱいです。
bikke POLAR～ビッケ ポーラー
今までのbikkeにはなかった、ハンドル一体型の電動アシスト自転車がbikke POLARです。前かごが無くなってしまったかわりに、安定感は抜群！自転車に子供を乗せるのが不安なママや小柄な方のためのモデルです。
2019年にbikke POLAR e(ビッケ ポーラー e)として新モデルが販売されました。2019モデルはバッテリー容量が2018モデルの1.2倍になって、より走行可能距離が延びました。
電動アシスト自転車でお出掛けしよう
これから春本番。だんだん暖かくなってくるとお出掛けしたくなってきますね。電動自転車があれば、子供と一緒にお花見に行ったり、少し遠めの公園へピクニックに行ったりするのも楽ちん！もちろん、保育園・幼稚園の送り迎えや、スーパーへのお買いものにも大活躍です。
子供と一緒に、電動自転車でお出かけしましょう！
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